Category : DIARY, YOGA by kojima
2017年05月01日
禅僧のティク・ナット・ハン師の教えに基づいた若者たちのコミュニティー、集まりであるWake UPが主催するマインドフルの教えの会
に参加してきました。
フランス、タイから僧侶尼さんがいらして、お話を伺ったり、ティク・ナット・ハン師の教えやプラクティスの方法を共有する会でした。
ティク・ナット・ハン師の言う「マインドフルネス」とは、「今というとき瞬間に目覚めている力」で、それに気がついていいることがwake up(目覚めている状態)というお話でした。
今回特に「歩く事」と「食べる事」についてのマインドフルネスの実践について教わりました。
例えば歩く時は一歩一歩をしっかりと噛み締めるように歩き、今ここに居て歩いていることを意識的に行います。一歩一歩に呼吸も合わせていきます。ゆっくり歩くときは1、2歩で吸って、3歩、4歩ではくという様にです。
食べる時には、食べることだけに集中します。おしゃべりはもちろんしませんし、色んな事に考えに思いを巡らすこともしません。ただ目の前にある食べ物を見て、よく咀嚼して食べます。食べ物を見るというのは、それがどのように作られ(大地の恵みや作った方の愛でできていることなども含め)ているかを観察することも含みます。よく咀嚼するのは液状になるぐらいしっかりで、そうすると消化にも良いしその食べ物を最大限味わうことができると言います。
以上は私が学んだことなのですが、誤っているといけないので、詳しくはこちらをご覧いただけると良いと思います。
私は毎朝のヨガ(アサナ)とメディテーションを日課にしていて、みんなにもおすすめしたいのですが、なかなか実践しようと思うには敷居が高いように思われてしまいます。(実際は続けていけばいくほど難しいことではなくなるのですが。。。)
同じ様に最近良く耳にする「マインドフルネス瞑想」のように一般的に座禅を組んで瞑想をするとなると難しいイメージがありますが、ティク・ナット・ハン師の勧める方法のように日常の行為の中にマインドフルネスの実践を行うというのは、誰でも気軽に取り入れやすいのではないかと思い、是非友達にも紹介していきたいなと思いました。