ベルリンのbio製品
Category : BERLIN by kojima
2009年10月06日

ベルリンではなんでもないようなその辺のスーパーでも
Bioの商品を買う事ができる。
ちょっと価格を比べてみると、
例えばミルクで一番安いのが、0.5ユーロぐらいで、bioのが1ユーロ。
人参も普通のが2Kぐらいのパックが、普通0.7ユーロで、bioが1ユーロ、
ナス1K 普通の0.6ユーロ、bio 3ユーロ
薄力粉1Kパック 普通0.45ユーロ、bio1.2ユーロ
と大体倍ぐらい。ナスの場合は3倍の価格ですが、
計り売りなので、大きな米ナスみたいのが1つ(300グラムぐらい)1ユーロになります。
元々野菜や牛乳が安いので、日本の金銭感覚で行くと、Bioのものが
普通に買えます。
ただ、bio製品が回転が悪くて、普通の棚のものより鮮度が悪い事も多々あります。
現にこの日は、トマトがしわしわしてました。
というのもベルリンはギリギリで生活している人(生活できてない人もおどろくほど多い)が
比較的多いので、安値でないと買わない、売れないらしいです。
それでもこれだけBIO商品が売り場に並んでいて、買えるチャンスがあるというのは救いと思います。
それから、気になるドイツのbioの基準ですが、
これはEUの有機農法基準で定められたもので、
民間企業がクリアしているかを審査しているそうです。
野菜に関して農薬化学肥料を一切使わない、3年以上基準を満たした土地で
育てられている事の他に特に関心だったのは、卵や肉に関して狭いゲージなどで
育てず自然に近い環境で育てることが規則化されていることです。
スイスの友達によるとスイスでは、国自体がBIOであろうとなかろうと
狭いゲージやホルモン剤を使うような飼育を禁止しているそうです。いい!ですね。