田舎

Category : DIARY by Ai K.

2005年05月04日

田舎の家の周りは比較的自然が多い。比較的というのは、皆さんの想像する自然ではなくて、道路や家のほかに畑や川があり、 畦や手のつけられていない所には雑草が茂っている、という程度である。里山というほどでもない。 川も護岸工事がしっかりされていて、水に触れることはできない。川のそばに公園があり、少ないが遊具とベンチが置かれている。 年間利用者は20人くらいだろうと思う。 誰かそこで遊んでいるのを見たことはない。手付かずなので雑草がすごく、背の低い草が一面生えている。 タンポポがたくさん、昨日の強風にもかかわらずまんまるとしたわたを付けて揺れている。 また、青い菊に似た花もあちらこちらに咲いている。 その中ほどにベンチがある。そこに座って花を眺めるだけでもいい気分だろうに、恐らく最近誰一人この公園に入った者さえいないのだろう。 雑草に足の踏み跡さえない。 花の周りに蜂がぶんぶん飛んでいる。畑の端には緑の筑紫ばかりが生えている。その中でななほしてんとう虫がなにやら働いているが、 日の傾きかける4時ごろになるとみんな筑紫のてっぺんに上ってくる。飛んでうちに帰るのだろうか。 庭に出るといろいろな匂いで立ち止まってしまった。 庭にいろいろな植物を植えているので、ちょうど今花の咲く時期、強烈ににおいがするのだろう。 若草の匂いもする。 そんなこと今まで感じる事がなかったが、 南米旅行でどちらかというと嫌なにおいばかり嗅いでいたものだから、びっくりしてしまった。(文・伊藤)