インド洋 クリスマス島

Category : CHRISTMAS IS. · No Comments · by Nov 8th, 2005

1998年12月~1999年12月までクリスマス島ですごした。一年もいると良かったことも嫌なこと
もあったが、行って本当に良かったと今でも思っている。
島で一番有名なのは「赤ガニの大移動」で、11月~1月にあるのだけれど、毎年どこかの撮影
クルーが取材に来るという。僕は行ってみるまでそんなことも知らず、ジャワ経由でクリスマス
島の空港につき、車でバックパッカーに向かう途中、やけにカニの多いところだなあ、と思って
いた。これから1年もそこで過ごす事になるのに、ほんとに無知だったと思う。
ついてみると島には二人の日本人が住んでいるという。びっくりした。正直、日本でいくら情報
を集めようとしても人口とか、ちっちゃい地図しか出てこないような大洋の真ん中の孤島なの
に、オーストラリア領といっても大陸からは2000Km離れていて、ナニ人が住んでいるのかよく
わからないところなのに、二人も日本人がいた。ずいぶん遠くまで来たつもりだったので、そ
のときはちょっとがっかりした。でもあとで知ることだけど、クリスマス島はやっぱり僻地。オースト
ラリア人すらも知らない人が多い。日本で言うと小笠原の母島か与那国島といったとこ
ろだろう。この二つの地名を聞いて、即座に場所がわかる人はかなり離島に詳しいはず。
結局日本人はどこに行ってもいるということだ。
そこに住んでいたミエコさんは今も住んでいればもう10年はクリスマス島にいることになる。
ハマさんはまだ住んでいるので、9年。ミエコさんはオーストラリア人(?)の夫と離婚して、息
子と一緒に住んでいた。ハマさんは四国出身のダイビングインストラクターで、クリスマス島で
ショップ経営をめざしていた。今クリスマス島で検索するとすぐに日本語のHPが出てくるのに
びっくりする。ハマさんが本格的に営業を開始して、日本からの観光客を呼び込む努力をして
いるに違いない。でもここの最大の問題はアクセスで(現在どうなっているのかは知らないけ
れど)、ジャワ経由で行ければ案外近いのに、ジャワークリスマス間の飛行機が不定期で、ツ
アーなどが組めないのだ。ハマさんとオーストリア人のマーカスという人には大変お世話にな
ったので、菓子折りもってお礼にまた行きたいと思っているのだけれど。
クリスマス島HP
実はここに当時僕だったら絶対参加してたであろうボランティアプログラムが載っている。
ジンベイザメやカニ、カツオドリの調査などだ。昔はたくさん興味ある人はいただろうけど、今
はそんなにいないのかも。でも、本当にお勧めです、クリスマス島。ちなみに参加者が泊まる
リサーチセンターなるものは、ジャングルの真ん中にぽつんとたっていて、当然まわりにお店
などありません。蚊がすごいでしょう。僕のいたときはこのリサーチセンターは使われていなく
て、ボロボロでした。国立公園になにか予算が下りたんでしょうね。

RED CRAB

Category : CHRISTMAS IS., WORKS · No Comments · by Dec 10th, 1999

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波が来て卵を海に放出する瞬間。
不思議なのは、それまで硬かった卵の塊が、海水に触れた途端にパラパラと崩れて海に流れていく事だ。
クリスマス島tourism association HP

クリスマス島で一番有名なのがこの赤ガニの一斉産卵だ。
普段はジャングルの中に穴を掘って生活している赤ガニたちは、11月下旬頃になると一斉に海を目指す。
その数12億匹。カニのグループが道路にさしかかると道路は真っ赤になります。
悲しいのが、地上を埋め尽くす赤ガニたちを殺さずに人が生活するのはほとんど不可能だということ。
移動の後、道には車やバイクで踏み潰された多くのカニの死骸が残ります。僕は自転車で轢いてしまいました。
12月終わりの三日月から新月の間、明け方に産卵が行われます。
大規模な産卵はせいぜい2日間。深夜から海沿いの崖や岩肌にびっしりと並んだ雌ガニが、一斉に海に入りだすのがすごい。
波が来て卵が水につかると、はさみを上げて全身をぶるぶると震わせて卵を送り出します。波打ち際は震えるカニだらけ。
おかげであたりの海水はピンク色に染まります。
4WDを降りてジャングルの中を20分ほど歩いて行けるなんとかビーチには毎年どこかのテレビクルーが来ている。
僕がいたときはBBCとアイマックスがきていて、アイマックスの荷物運びのバイトをした覚えがある。一晩で100A$。かなり助かりました。

AROUND CHAIN

Category : CHRISTMAS IS. · No Comments · by Dec 1st, 1999

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僕はここの魚たちをクリスマス島の誰よりも知っていた。
-10mをこえると、肺の容量は半分になり、思いっきり息を吸っていっても底に沈んでいられる。-20mをこえると、潜行速度はどんどん加速してゆき、-30m、自分が地の底に向かって発射されたミサイルのような気がしてくる。一瞬が無限に感じられ、真っさらになった脳みそに海水が染み込んでくる。-36m。でももう終わりだ。夢から覚めないと、もう戻れなくなってしまう。

STARFISH

Category : CHRISTMAS IS., WORKS · No Comments · by Oct 15th, 1999

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FOREST

Category : CHRISTMAS IS., WORKS · No Comments · by Sep 1st, 1999

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LIONFISH

Category : CHRISTMAS IS. · No Comments · by Aug 1st, 1999

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ROBBER CRAB

Category : CHRISTMAS IS., WORKS · No Comments · by Jul 1st, 1999

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クリスマス島には世界のどこよりもヤシガニがたくさんいる。森の中を歩いていると一ヶ所で3~4匹見る事も珍しくない。
スープにするととてもおいしいので他のところではすぐに食べられてしまう。ここクリスマス島では保護されているが、
ロッジのオーナーが家の前で車に轢かれたやつを持ち帰って食べていたそうだ。ぼくの住んでいたところの玄関下にも一匹住みついてた。

TWILIGHT

Category : CHRISTMAS IS., WORKS · No Comments · by Jun 1st, 1999

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BABY LION

Category : CHRISTMAS IS., WORKS · No Comments · by May 1st, 1999

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お気に入りの場所
スノーケリングが好きでたまらなかった僕は、毎日この場所にきて時々写真を撮っていた。
水深7~8メートル。潜るのには快適な深さだ。1,2枚写真を撮って、カメラを放すとカメラはゆっくりと浮いてゆく。そのまま白い砂地にあお向けになって、きれいな水面と、水面にぷかぷか浮いてるカメラを眺める。

TROPIC TRAIL

Category : CHRISTMAS IS. · No Comments · by Apr 1st, 1999

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島の63%が国立公園になっていて、ジャングルに入ると4WDじゃないといけない道があちらこちらにあるだけになる。
ジャングルのなかには、クサの畑もあるとか。ある警官が偶然見つけたが、警察署長に報告して焼き払おうとしたら、もう畑は見つからなくなってしまった、という笑い話もある。
島のあちこちに洞窟があり、中に池があったり、何キロも続いていたり。かなり本格的な冒険ができる。
海の中にも海中洞窟がたくさんあり、その閉ざされた空間には独自の生態系が広がっている。
ある時日本の研究者グループがきて、海中洞窟の中を調査した。なんでも、深い海中の洞窟内は外界から閉ざされているために古い種の生物がいまだに生きているとか。言わばタイムマシン。そういうことをたよりに進化の謎を解く。生物考古学とかいうそうだ。